承認ルート管理

回付先設定

承認者の回付先設定には以下の2つの方法があります。
1.「回付先の個別指定 」・・・個別に承認者・閲覧者となるユーザーや役職・担当を設定します。
2.「上長への回付を繰り返す」・・・申請者から任意の上長までの承認を繰り返します。

1.回付先の個別指定

承認者設定・・・承認や処理を行うユーザーや役職・担当、上長レベルを設定します。

<追加ボタンメニュー>
・「ユーザー選択」・・・承認者に直接ユーザーを指定します。

・「役職・担当」・・・ユーザー直接ではなく、そのユーザーが所属する役職・担当を指定します。
人事異動の際には組織情報の変更をするだけで、ルート編集の必要がなくなります。

・「上長レベル選択」・・・組織設定で役職・担当に付与した上長レベルを指定します。
申請者から組織頂点まで で最初に 該当する上長レベルの役職・担当者がセットされます。
                                             申請者の上長レベルが承認者と同じ場合はスキップされます。

(例)下図の組織で承認ステップに上長レベル20を指定した場合。

<回付先>
首都圏営業部のUsersの申請 : 首都圏営業部の部長に回付
総務部の総務グループの申請 : 総務部の部長に回付
情報システム2部の担当の申請 : 情報システム2部の部長に回付

この時、部長もしくは部長より上位(レベル10、レベル1)の役職者が申請しても部長には回付されずこのステップはスキップします。

・「[申請者]」・・・申請ステップ以外に申請者に回付が必要な場合に指定します。

閲覧者設定・・・回覧を行うユーザーや役職・担当、上長レベルを設定します。

<追加ボタンメニュー>
・「ユーザー選択」・・・閲覧者に直接ユーザーを指定します。

・「役職・担当」・・・ユーザー直接ではなく、そのユーザーが所属する役職・担当を指定します。
人事異動の際には組織情報の変更をするだけで、ルート編集の必要がなくなります。

・「上長レベル選択」・・・組織設定で役職・担当に付与した上長レベルを指定します。
詳細は<回付先の個別指定>をご確認ください。

・「[申請者]」・・・申請ステップ以外に申請者に回付が必要な場合に指定します。

[承認者必須]・・・当該ステップの承認者が空の場合にエラーとなります。

[ステップ完了条件 ]・・・当該ステップを完了し次のステップへ進むための条件です。
1. 全員の承認・・・承認者に指定されている全てのユーザーが承認すると完了します。
2. 1人の処理・・・承認者に指定されているユーザーのうち、誰か1人が処理をすると完了します。
3. 承認比率◯◯%以上・・・承認者が5人存在するときに50%と設定すると3名の承認で完了します。
※承認ステップに承認者が1人の場合は「全員の承認」を選択してください。

2.上長への回付を繰り返す

[上長回付の繰り返し終了条件]・・・指定した役職・担当もしくは上長レベルまで上長への回付を繰り返します。
※ここで設定した役職より上の上長が申請した場合はステップが完了しないので注意が必要です。

【例】営業本部本部長を[上長回付の繰り返し終了条件]に指定。
「首都圏営業部 Users」のユーザーが申請すると、このステップで以下のように回付されます。

その他タブ

その他タブでは申請書の「捺印欄」と各種ボタンなど設定ができます。

1.捺印欄タイトル・・・デフォルトの捺印欄「申請」「承認」「最終承認」を 「検査」や「受付」などにカスタマイズ可能です。

2.ボタンタイトル・・・デフォルトのボタン「承認」「否認」「差し戻し」などを 「検査済」や「中途終了」などにカスタマイズ可能です。

3.編集設定・・・チェックを入れると当該ステップの承認者に申請内容の編集を許可します。

4.ルート変更許可・・・申請者や承認者にルートの変更を許可する設定です。

「許可しない」・・・申請者及び承認者にルートの変更を許可しません。
「ルート変更許可」・・・申請者及び承認者が当該ステップの後続ステップを変更できます。
(ステップの追加、削除も可能)
「ステップ変更許可」・・・申請者及び承認者が当該ステップの後続ステップを変更できます。
(ステップ内の承認者・閲覧者の追加、削除のみ可能)
※2016年11月以降に利用開始されたお客様の場合、「ルート変更許可」は「ステップ変更許可」と同じの動作となります。ステップの追加および削除はご利用いただけません。

申請者によるルート変更ができるように設定する(共用ルート)

申請者の申請画面で特定のステップ(以下画像は協議者ステップ)の承認者を申請者が設定することができます。

【設定方法】

① 申請者ステップの基本設定タブで「ルート変更許可」を「ステップ変更許可」に設定します。
※ルート変更許可を行うことで、このステップでのルートの変更が許可されます。

② 本部長ステップのその他タブで「本ステップ変更許可」を「本ステップ変更許可」に設定します。
※「設定可能な承認者数、閲覧者数」はこのステップに設定可能な数を設定します。
※承認者のみ設定する場合は閲覧者数を0にします。

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